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清水舞手「黒兎-kokudatsu-」詩

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故郷の胎児はやがて「快楽の園」さながらの像に。
大量生産にボスは歓喜せざるを得ない。
「まさしく絵に描いたような"能無しの口叩き"」
繁殖力においてはヴィーナス
ルーベンスに言わせれば不純
淫欲様様の賜物が落ちた日には皆が拍手喝采
白濁とした"なまふ"も始まりを辿れば"黒"か
マートも頭を抱える「快楽の園」
審判を下す兎
翳る"愛"とやらは、"黒"か"白"かそれ以外か。
満月の後の日曜日
"繁殖能力""知能が無い"を良い事に殴り脅し、雄は少年の性春強奪。
いつの日か来たる天赦日。
満月を臆病に睨み、"心を死守"の誓い。
穢らわしく、生々しい、恐怖に満ち溢れた受死日。
重箱の中の白兎は数ヶ月後、狸に喰われた。
隅から隅までご丁寧に。
レガスピとシカツナでもあるまいし、血眼で"モノ"の裏の裏まで見据えれば喰われた方はつつく事しか生き甲斐の無い阿房な狸の方だったりする事に、白河夜船。
初めは処女の如く、後は脱兎の如し。
清水舞手「黒兎-kokudatsu-」


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instagram @shimizumash 清水舞手(ShimizuMash) †? ❦̣??????̟?????❦̣?† 舞⛓▲ ??????/???????▲⛓弾
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